立教池袋中学校高等学校での講演レポート

2025年3月19日(水)、立教池袋中学校高等学校にて、内田先生からのご依頼により高橋が講演を行いました。

講演前の高橋

あいにくのお天気で雨模様ではありましたが、数理研究部に所属する中高生の皆さん、約20名が参加してくださいました。

数理研究部顧問の内田先生
数理研究部の皆さん
講演では「競技プログラミングをやろう!」というタイトルのもと、アルゴリズムとは何かという基本的な話から、実際の問題に取り組みながら解法を考えるプロセスまで、具体例を交えてわかりやすく解説しました。
講演の様子1
講演の様子2
今回の講演は、競技プログラミングが好きな高校1年生の部員の希望がきっかけとなり、内田先生よりご依頼いただいたものです。

また、部活動での取り組みに関連して、内田先生からTOPSICに関するご感想もいただきました。

立教池袋中学校高等学校 数理研究部顧問 内田 芳宏 先生より

 2018年にAtCoder高橋社長からアルゴリズムの重要性に関する勉強会を開いていただき、プログラミング以前にアルゴリズムをきちんと考え、表現することの重要性を教えていただきました。それ以来TOPSICを部活動に導入しています。競技プログラミングの問題を使った学習ができることも魅力的ですが、それ以上に、自分のペースで技量を確認しながらスキルアップできることや、幅広い難易度の多種多様な問題が用意されていることもTOPSICの大きな魅力と感じています。

 数理研究部としては、UnityやUnrealEngineを制御したいからC#に取り組む、AI関連でPythonに取り組むという部員の希望を一個人で対策を整えることはできません。そのような中TOPSICは強力な助っ人になっています。プログラムはかけるがアルゴリズムはよく分からないという生徒も多く、アルゴリズムを身につけることで、一つのコンピュータ言語を理解すると、別の言語も読み取れるようになると高校生の部員がよく話してくれます。私の場合は部活動の一環として活用させていますが、より多くの生徒や学生がTOPSICを経験することはこれからの時代、大変有意義な時間になると考えております。

引用元: プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」を全国の教育機関に無償提供 | AtCoder株式会社のプレスリリース

講演後には、
「参加生徒でいろいろと考えていた生徒が、TOPSICにはまり、毎日、いろいろと解いているようです。よい刺激を下さいまして、ありがとうございました。」
とのご報告もいただきました!
この講演が、競技プログラミングに興味を持つ中高生の輪を広げるきっかけとなれば幸いです。

高橋は、競技プログラミングに興味がある学校の教職員・生徒・保護者の方向けに無料で講演を行っております。講演をご希望の教職員の方は、下記のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
お問い合わせ先:
AtCoder株式会社 AJL運営事務局 お問合わせメールアドレス :ajl.support▲atcoder.jp (▲を@に変えて送信してください。)