AtCoderで強くなるには?
AtCoderに参加していると、「AtCoderで強くなりたい!」という思いが強まってくるかと思います。そういった方々のために、いくつかの勉強方法を紹介します。
コンテストの復習
AtCoderのコンテストに出場するのが上達への近道ですが、ただ解くだけで身につくことは多くありません。解けなかった問題を復習したり、解けた問題をさらに早く解けるようにすることで、次のコンテストで更に戦えるようになります。ここでは、コンテストの復習方法を説明します。
公式解説の活用
AtCoderでは、公式で問題の解説を用意しています。非常に古い問題では解説がないこともありますが、動画・テキストの2種類で問題の解説を用意しています。AtCoderのコンテストが終了すると、コンテストページから解説タブへのリンクが表示されますので、こちらからご確認ください。
テキスト解説
テキストによる各問題の解説です。作問者によって解説が書かれています。
「公式」と書かれているものが公式解説であり、上位ユーザが補足的に書いた解説が他に存在します。一部伏字のものもありますが、これはタイトルに問題解法のネタバレを含むものであり、マウスカーソルを合わせることで中身を見ることが出来ます。
動画解説
AtCoderの公式Youtubeにて、問題の解き方について解説されています。この動画解説は、現在では、AtCoder Beginner Contestの問題のみに対応しています。テキスト解説でよくわからなかった場合は、この動画解説を見ると、非常に細かいところまで解説されているので、理解できるのではないかと思います。
AtCoderの様々な情報を発信するチャンネルですので、ぜひチャンネル登録および通知のオンをお願いします。
※AdBlock等がオンになっている場合は表示されない場合があります。その場合はこちらよりご覧ください。 @AtCoderLive→
その他の解説の活用
AtCoderの公式解説以外の解説が読みたい場合は、問題名やコンテストタイトルをそのまま検索すると、インターネット上のその他の解説を読むことが出来ます。もし理解できなかった場合は、そちらもご確認ください。
X(旧Twitter)での議論の確認
特にコンテストが終わった直後では、参加者が問題について話しているがこと多いです。コンテスト名(ABC321など)で検索し、コンテストについて呟いているユーザをフォローすることで、情報を獲得しましょう。Xばかり見て練習時間が取れていない競技プログラマも多く存在するので、ほどほどの活用がおすすめです。
コンテスト以外での学習
AtCoderの問題は、後半になればなるほど高度なアルゴリズムを利用することになり、知識がないと解けないことが増えてきます。これをコンテストとは別に学習することで、解ける問題の幅を広げることが出来ます。
競技プログラミング専門書籍を活用する
競技プログラミングの書籍は、非常にクオリティの高いものが多く、どの本も非常に勉強になります。詳しくは、以下の別ページをご確認ください。 AtCoder関連書籍→
過去問を解く
AtCoderには膨大な過去問があるため、コンテスト以外の時間でも、過去問を使って学習することが可能です。
より便利にAtCoderの過去問を解くには、AtCoder Problemsという有志サイトが存在します。こちらは有志サイトなのでAtCoder社が責任を持って管理しているサイトではありませんが、ぜひご活用ください。 AtCoder Problemsって何?→
インターネット上のコンテンツを活用する
AtCoderはオンラインで戦う競技ですので、オンライン上に非常に多くの資産が存在します。AtCoder社でも全てを確認できてはいないのですが、有志が作成している非公式のオープンソースのリンク集である、AtCoderClansというものが存在します。AtCoderにさらに興味がわいてきたら、こちらのサイトもぜひご確認ください。 AtCoder Clans→