コンテスト中のルールについて
禁止事項
AtCoderの問題についてのコンテスト中の言及
AtCoderのコンテスト中において、SNSなどで言及されることが許されるのは、公開されている順位表から分かる情報のみです。問題への解法はもちろん、以下のような発言も禁止されています。面白かった、程度であれば大丈夫ですが、線引きが難しいため、基本的には一切の言及を控えることをおすすめします。
- C問題は難しかったけど落ち着いて問題文を読んだら簡単だった
- D問題のWAが1個だけ取れない!
- EよりFのほうが簡単かも
長期コンテストについては難しいのですが、現在の順位のみを画像付きで発信する、くらいに留めるのがおすすめです。以下のような発言は禁止されています。
- 少し変えただけで順位爆上がりした
- 1から組みなおしたけど何にも変わらなかった
大きな影響のない発言については、注意するだけに留める場合が多いですが、参加者への公平性や満足度を保つために、ご協力をお願いいたします。
AtCoder Daily Trainingや、その他の一部のコンテストにおいては、SNSへの発信が許容されていることがあります。詳しくはコンテストのトップページや問題文をご確認ください。
他人との協力プレイ
コンテスト中においては、問題について、他の人と話し合うことは禁止されています。ソースコードの共有などももちろん禁止されています。
コンテストを配信することも、ほかの人への情報提供となりますので禁止です。
チームで参加可能なコンテストは、例外的にチームメンバーと相談できます。
一部のコンテストでは、他人との相談が許容されている場合があります。コンテストのトップページや問題文をご確認ください。
複数アカウントの所持
AtCoderにおいて、複数アカウントの所持は禁止されています。複数アカウントを所持している場合、アカウントの削除をお願いすることがあります。
容認事項
AtCoderでダメだと勘違いされていることが多いが、実際は特に禁止されていない事項は数多く存在しています。
今後ルールが変わる可能性はありますが、現時点では容認されている事項について明記します。
ローカルのエディタを利用した実装
AtCoder上では簡易的なエディタを用意していますが、自分で用意した使いやすい環境において開発することを推奨しております。
本やインターネットの情報の閲覧
AtCoderのコンテストにおいては、特別な指定がない限り、教材の閲覧を禁止しておりません。プログラミングに自信がない方は、入門書を片手に参加できます。
自動コード作成
生成AIを利用した提出も禁止していません。ですが、学習の妨げやコンテスト体験の低下に繋がるため、問題文をそのまま生成AIに読み込ませて出てきたコードを提出する、という行為は、禁止はしないものの非推奨となっております。
ライセンス上利用可能なソースコードのコピー&ペーストによる利用
改変などがライセンス上許可されているコードについては、利用してAtCoderに提出することは許可されています。ただし、他人のコードをAtCoderに間違った形でコピー・改変・提出してしまい、それによって不利益が発生してしまった場合、AtCoder社は責任を負わず、提出したユーザの責任となります。
事前に自分で用意したコード群をコピー&ペースト・引用してコンテストに利用することは許可されています。競技プログラミング界隈ではこのコード群のことを「ライブラリ」と呼ぶ文化があります。
企業・団体でのAtCoderの利用
企業・団体においてのAtCoderの利用については、別ページにまとめて掲載しております。 企業・団体におけるAtCoderの利用について