AtCoderJobsAgent利用者インタビュー -Yさん

AtCoder Algorithm Rating 水色 20 代 転職先:ヤフー株式会社

──大学時代は文系とお聞きしましたが、エンジニアになったきっかけを教えていただきたいです。

大学生の頃は文学部でプログラミングは教養として勉強していたくらいでした。TwitterでAtCoderの存在を知って競プロの人たちと仲が良くなり、技術の話をするのが面白く仕事にしてもいいかなと思ったのがきっかけです。
今回AtCoderJobsで転職しましたが、就活時はAtCoderレートが茶〜緑くらいでかつ文系だったので高レートの人が多いイメージのあるAtCoderJobsで戦っていけると思っておらず別ルートで採用していただきました。今思うと就活はそこまでAtCoderのレートが大事なわけではないので新卒採用の際も利用しておけば良かったと思っています。


──転職活動をしようと思ったきっかけはなんですか?

前職では働いているうちにどんどん売り上げを重視しなければいけなくなってしまい、技術的な挑戦ができなくなってしまったので転職活動を始めました。面白いことや楽しいことができなくなってしまい良くも悪くも安定してきてしまったところが大きかったです。また、結果を出しているのに対価が見合わないのではと思ったのも理由の一つです。


──AtCoderJobsAgentを利用して実際どうでした?

そもそも自分には「転職の軸」というものがなく悩んでいたのですがそういったところから相談できるのがよかったです。また、1人で就職活動をしていると物怖じして応募できないような企業にエントリーすることができ助かりました。AtCoderJobs経由で応募したので競プロ人材を欲しているような専門性の高いところと繋がることができ採用していただけたので良かったです。


──転職先でAtCoderが活きたと感じられるエピソードはありますか?

実装慣れしているため気軽に仕事を振ってもらいやすく、そこで成長する機会をいただくことができました。競プロで普段からコードを書いているので実装力に関して信頼してもらえたというのが良かったなと思えるポイントです。また、業務ではアルゴリズムの基本的な考え方が必要なことがあり、その部分をAtCoder上で問題を解いていくことで学べたと感じています。


──転職し実際に仕事をしてみてどうですか?

サイエンス統括本部にアサインされたのですが、例えば検索技術などは何ミリ秒削るだけで売り上げに直結するため競プロ的な考えに親和性があり、刺激的で面白いなと思いました。ヤフーのサービスは日本有数のものなので学ぶことも多く、色々な人の「こういったエンジニアになりたい」というキャリアパスを叶えられる場所だと思います。
※2023年1月時点でのキャリア採用にて入社決定


──転職活動をする人に向けてアドバイスやメッセージをお願いします。

転職するにあたって書類選考で落ちてしまうことがあり面接に進めず悔しい思いをしたので、事前にまとめておく必要があると感じました。すぐに書けるものではないので、自分がいる会社でどういうことをしてきてどういった成果が出てどのように貢献したか定期的に振り返っておくとスムーズに転職活動ができると思います。


※本インタビューは2023年5月に実施されたもので、社名は当時のものを掲載しております。

お話をお聞かせいただきありがとうございました!